楽天、インドネシアでもEC事業参入、現地のメディア企業と合弁会社


 楽天は26日、インドネシアのPT Global Mediacomと合弁会社を設立し、同国におけるインターネットショッピングモール事業に参入すると発表した。合弁会社設立および
サービス開始は今年後半を予定している。出資予定額は約3億8400万円で、出資比率は楽天が51%、PT Global Mediacomが49%。

 PT Global Mediacomはインドネシアの複合メディア企業。全国ネットテレビ局やラジオ局、新聞社、ニュースポータルサイト「Okezone.com」などを保有する。

 合弁事業では当初、インドネシア国内から出店店舗を募り、同国の消費者向けに販売するショッピングモールを展開。中長期的には日本の楽天市場はじめ、台湾の楽天市場、タイのTARAD.com、さらには百度との合弁で今後開設予定の中国のショッピングモール、6月末に買収予定の米Buy.comとの連携も計画しているという。


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(永沢 茂)

2010/5/26 17:07