「Firefox 3.6.8」リリース、前バージョンの危険度の高い問題を修正


 Mozillaは23日、ウェブブラウザーの最新版となる「Firefox 3.6.8」を公開した。プラグインが埋め込まれた一部のページに影響する安定性(クラッシュ)の問題1件が修正された。Windows/Mac/Linux版があり、日本語版も用意されている。

 3.6.8は、21日にリリースされた前バージョン「3.6.7」で行われた、プラグイン引数配列によるクラッシュの修正によって、メモリー破壊の形跡があるクラッシュが生じてしまう問題が修正された。悪用されると、攻撃者が管理するメモリーの呼び出しにつながる恐れがあるとしており、危険度は4段階中で最も高い“最高”となっている。


関連情報

(増田 覚)

2010/7/26 11:48