「Safari 5.0.1」では脆弱性15項目の修正も、Tiger用「4.1.1」もリリース


 米Appleが28日にリリースしたウェブブラウザーの最新バージョン「Safari 5.0.1」では複数の脆弱性の修正も行われている。

 修正された脆弱性は15項目で、こうのうち13項目がWebKitに関するもの。いずれも、細工された悪意あるウェブサイトにアクセスした際に、予期せずにアプリケーションが終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性があるものだ。

 残り2項目は、Safariのオートフィル機能によってユーザーの情報がウェブサイト側に開示されてしまう恐れがある脆弱性と、細工されたRSSフォードによってユーザーのファイルがリモートサーバーに送信されてしまう恐れがある脆弱性となっている。

 Safari 5.0.1は、Windows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.6.2以降(Snow Leopard )、Mac OS X 10.5.8以降(Leopard )に対応している。これとは別に、Mac OS X 10.4.11(Tiger)用に提供されているバージョン4系列についても、今回、同様の脆弱性を修正した「Safari 4.1.1」がリリースされている。


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(永沢 茂)

2010/7/29 14:58