センドメール、迷惑メール対策に利用できるホワイトリスト自動生成ソフト
センドメール株式会社は3日、迷惑メール対策として利用できるホワイトリストを自動生成するソフトウェア「LogiQ Ranking Engine」の提供を開始した。価格はオープンプライスで、サポート料金を含む250メールボックスのライセンスは年額30万円程度を想定する。
「LogiQ Ranking Engine」は、シンガポールのTrustSphereが開発したソフトウェアで、センドメールのセキュリティゲートウェイ製品「Mailstream Manager」および「Sentrion」のアドオンソリューションとして稼働する。
受信したメールについて、送信者情報や送信ドメイン認証の結果、TrustSphereが持つ「グローバル・ホワイトリスト」との照合結果や、通信の頻度、ネットワーク上の通信のふるまい検知の結果などをもとに、優先的にメールを送受信したい相手のリスト(ホワイトリスト)を自動生成するとともに、メールの重要度情報と分類情報を提供する。
「Mailstream Manager」と「Sentrion」では、送信元や宛先、キーワードなどの条件でポリシーを設定してメールの配送設定が行えるが、さらにLogiQ Ranking Engineのホワイトリスト情報や重要度情報、分類情報を加えることで、より利用者ニーズに合ったメールの優先順位付けが可能になるとしている。
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(三柳 英樹)
2011/6/3 18:12
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