メルセデス・ベンツの車載システムに、ACCESSの「NetFront」ブラウザー採用
株式会社ACCESSは、同社開発の情報家電向けブラウザー「NetFront Browser」が、独ダイムラーAGのメルセデス・ベンツの車載システムである「COMAND(Cockpit Management and Data)システム」に採用されたと発表した。
COMANDシステムは、メルセデス・ベンツCクラス/SLKクラス向けの車載システムで、オーディオやナビ、電話などの各機能を一体にした、ドライバーと車両との総合的なコミュニケーションシステムだという。NetFront Browserが統合されたことで、ドライバーが車の中から、インターネットで目的地の天気などさまざまな情報を入手したり、地図検索を行うことなどが可能になるとしている。NetFront Browser搭載の同システムは、全世界でCクラス/SLKクラスに提供される予定。
NetFrontシリーズ製品は、携帯電話やデジタルテレビ、ゲーム機、セットトップボックス(STB)、カーナビなど、世界で多様な機器に搭載されており、累計搭載数は10億台を突破しているという。
関連情報
(永沢 茂)
2011/6/14 13:18
-ページの先頭へ-