Googleが都内でNFCのフィールドテスト、「お店メモ」と連携
Googleは、おサイフケータイなど広義のNFCとGoogleプレイスを連携させたテストを都内で実施している。
Googleプレイスは、店舗情報や所在地などをまとめた情報サービス。Google検索で所在地や食べたいものなどを検索すると、検索したエリアの地図とともに、店舗の所在地や情報が調べられる。
Googleでは、六本木および麻布十番の約20店舗において、「Google window sticker」と呼ばれるNFCのベースステーションを設置している。これにおサイフケータイに対応した携帯電話やAndroid端末をかざすと、店舗情報が取得できる。Googleマップなどの「お店メモ」と連動しており、食事したお店の評価などが手軽にできる。
なお、今回のテストは小規模なもので、実験協力店舗などは公表されていない。Googleでは、テストによって店舗からNFCに対するフィードバックを得ていく。
Googleプレイスのチームでは、今回のようなフィールドテストを米国各地域で実施している。今回の東京でのテストは、おサイフケータイ対応Android端末を含め、日本の7000万台のモバイル端末がNFCに対応しており、NFCの先行市場であるためという。
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(津田 啓夢)
2011/6/24 19:40
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