Gmail Labs、「プレビューパネル」機能を公開、ワイド画面を有効活用


 米Googleは4日、ウェブメールサービス「Gmail」に実験的な機能を付け加える「Gmail Labs」において、「プレビューパネル」機能を追加したと発表した。

 プレビューパネル機能をGmail Labs設定画面から「オン」にすると、受信箱右側または下側に、現在選択しているメールのプレビューが表示されるようになる。これは、高解像度ディスプレイを使用している場合、画面の大きさを有効に使える機能となる。

 画面右上には、プレビュー機能を「垂直分割」または「水平分割」のどちらで利用するかを選択できるドロップダウンメニューがある。ワイド画面の場合、水平分割にするとメールプレビューを右側に表示でき、縦長に使用している場合は垂直分割にすると、画面下側領域にメールプレビューを表示できることになる。

プレビューパネル機能で水平分割した状態(Gmail公式ブログより画像転載)

 メールを選択してから既読にするまでの時間はデフォルトで3秒となっているが、この時間は設定画面から変更できる。

 プレビューパネル機能は、すでにGmailのタブレット端末向けユーザーインターフェイスでは利用できるようになっていた。今回デスクトップでも使用できるようになり、Googleではユーザーからのフィードバックを求めている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/8/5 12:02