プラネックス、大型アンテナ2本搭載の無線LAN子機「GW-USFang300」


 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は16日、IEEE 802.11a/b/g/n対応の無線LANアダプター「GW-USFang300」を発売した。USB接続式で本体は小型ながら、大型アンテナ2本が突き出すようにデザインされているのが特徴。11n通信時の最大速度は300Mbps。参考価格は8400円。

「GW-USFang300」実際の接続例。大型アンテナ2本が目を引く

 2.4GHz帯(11b/g/n)および5GHz帯(11a/n)の同時使用に対応した無線LANアダプター。アクセスポイントモード(親機)での動作をサポートし、さらにクライアントモード(子機)との同時運用ができる。この際の通信速度は最大150Mbpsとなるが、ハードウェア側からは2台分の機器として認識されるため、安定した動作が可能という。

 また、2本の大型アンテナが飛び出す独特のデザインを採用。発売元では「牙(Fang)のように突き出した驚異の可動式ハイパワーアンテナ」と表現している。戸建て住宅の1階と2階の間など、距離の離れた機器との通信が快適に行えるという。

 このほか、Windows 7搭載PCとの接続時には「Virtual Wi-Fi」機能の利用が可能。無線LAN自動セットアップ規格である「WPS」の専用ボタンも内蔵している。本体サイズは約27×71.5×13mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約42g。


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(森田 秀一)

2011/12/19 06:00