ハンゲーム、「プラレール」シミュレーションゲームを無料配信


 NHN Japan株式会社は19日、同社が運営するゲームポータルサイト「ハンゲーム」において、鉄道玩具「プラレール」を題材にしたゲームの無料配信を開始した。PCおよびスマートフォン向けアプリから利用できる。

 レールや電車、施設など「プラレール」の世界を3D空間で再現したシミュレーションゲーム。レールパーツをつなぎ合わせ、新幹線や在来線などの中から好きな電車を選んで走らせることができる。有料のアイテムも用意する。

実際に販売されている「プラレール」のアイテムや、過去に販売された今では手に入らない貴重な車両で遊べる
フリーモード、回転モード、車載モード、車窓モードと、多彩なカメラモードを用意している

 また、ゲームならではの要素として、駅を中心にした街のデザイン、街の発展、アイテムコレクションなどがある。友だちが作った街と相互に電車を乗り入れて交流するソーシャルゲームの要素も備える。

 なお、街に建物を作るためには資源が必要となる。資源は友だちの街を尋ねたり、友だち同士でギフトを贈り合うことなどで入手できる。また、スマートフォン版のGPSを用いて、日本の各地域で8種類のスタンプを獲得することが可能だ。

 PC版とスマートフォン版(Androidアプリのみ)は、データを連動させられる。

 プラレールは1959年に販売が開始された株式会社タカラトミーのロングセラー鉄道玩具。青いレールを自由につなげて線路をレイアウトし、3両編成の列車を走らせることが基本の遊び方。シリーズトータルで現在までに累計で約900種類、1億3600万個を販売している。

新幹線や在来線などの電車を再現している。ゲーム開始時にもらえる車両は2両編成。有料で最大8両まで連結可能
街に建物を作ることができる。建物を造るために必要な資源は、友だちとの交流で手に入る。また、GPSを用いて日本の各地域に8種類のスタンプを用意している

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(増田 覚)

2012/1/20 13:57