スマホのパスワードロック「設定してない」が4割、MMD研究所調べ


 MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は6月29日、スマートフォンのパスワードロック設定と端末紛失・故障時のサービスに関する利用実態調査の結果をとりまとめた。調査は6月15・16日にインターネット経由で実施し、スマートフォン所有者857人から有効回答を集めた。

 それによれば、スマートフォンのパスワードロックを設定していないという人は40.8%、設定している人は54.3%だった。設定している人のうち、57.2%は「パスワードを変更していない」と回答。この結果についてMMD研究所は、「パスワードロックに関するセキュリティの認識が低いことが伺える」とコメントしている。

 また、過去に携帯電話を紛失したことがあると答えた人は全体の12.3%。携帯電話会社やメーカーが端末の紛失・故障時に保証してくれるサービスについては、55.3%が登録していた。このうち、同サービスを使って修理や買い換えをしたことがある人は33.3%だった。


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(増田 覚)

2012/7/2 06:00