GoogleがiOS向け音声検索を改良、「Siri」的な使い方が可能に
米Googleは30日、iOS向け検索アプリ「Google Search(Google検索)」において音声検索機能を強化した。マイクのアイコンをタップして知りたいことを話しかけると、iPhoneやiPadで利用可能な音声アシスタント機能「Siri」のように、ユーザーがしたいことを支援してくれる。
例えば、「United Airlines 318便はダイヤ通り?」と聞くと、現在の運行状況に応じた答えを返してくれる。また、「ヤンキースタジアムはどんな感じ?」と聞けば数百枚の写真を提示したり、「近日公開のジェームズボンドのトレーラーを再生して」と言えば、Google検索結果の右側でトレーラーを再生できる。
音声検索は、キーワードの意図を理解して、より関連性の高い検索結果を表示する機能「Knowledg Graph」を活用しており、幅広い分野の質問に対する答えが得られるという。
Knowledg Graphは、「Freebase」「Wikipedia」「CIA World Factbook」など一般公開されている情報に加えて、物、人、場所といった5億件以上の情報、それらの関係性などを示す35億件以上のデータを活用することで、ユーザーの意図に近い検索結果を表示する。
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(増田 覚)
2012/10/31 18:49
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