ニュース

Skeed、大容量ファイル送信ソフトに「ダイレクトサーブ機能」を追加

 株式会社Skeedは、大容量高速ファイル送達ソフト「SkeedFileMessenger」に、新機能となるダイレクトサーブ機能を追加し、2月5日に発売する。

 SkeedFileMessengerは、セキュリティを確保しつつ、高速に大容量のファイル授受を可能にするソフトウェア製品。サーバー上にインストールするソフトウェア製品で、送信側はファイル送信用ウェブページから送り先のメールアドレスを指定してファイルを送信し、受信側はメールに記載されたURLを経由してファイルを受信する。

 クライアント側には専用ソフトをインストールする必要がなく、アップロードとダウンロード時には一般的なHTTP/HTTPSによるウェブ転送モードと、Skeedが独自開発した高速通信プロトコルSSBPを用いた高速転送モードが選択できる。

 Skeedでは今回、これらの機能に加えて、「ダイレクトサーブ機能」をオプションとして追加。ダイレクトサーブ機能を使うことで、SkeedFileMessengerをインストールしている中継サーバーのローカルディスクに保存されているファイルや、サーバーにマウントされたNASやSANに保管されているファイルを、サーバー上から直接受信側に送ることができるようになる。データをいったんクライアント側にダウンロードしてから送る必要がなくなり、ファイルデータの生成や送信頻度の多い業務などで利便性が高まるとしている。

 提供価格は、SkeedFileMessengerの基本ライセンスが105万円。ダイレクトサーブ機能が52万5000円。

(三柳 英樹)