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パイオニア、世界初のワイヤレスポータブルBD/DVD/CDライターを発売
(2013/9/17 17:34)
パイオニア株式会社は、PCとワイヤレス接続してBDソフトを再生できる、ワイヤレスポータブルBD/DVD/CDライター「BDR-WFS05J」を9月下旬に発売する。PC用BD/DVD/CDライター製品で、ワイヤレス接続をサポートしたのは世界初となる。
パイオニア株式会社が製造し、株式会社エスティトレードが販売を担当。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は2万5000円前後。対応OSは当初Windowsのみとなるが、後日ファームウェアの無償アップデートにより、Mac OSにも対応する。
「BDR-WFS05J」は、無線LANルーターを経由して802.11n対応PCとのワイヤレス接続に対応するだけでなく、高速USB仮想化技術により、ルーターを経由せずにPCと直接ワイヤレス接続することが可能。高速USB仮想化技術採用によって、高画質・高音質なBDソフトのスムーズな再生や、BDへのデータ書き込みなどに対応する。
また、「BDR-WFS05J」のドック部は仮想USBとして動作するため、ドックの端子部にUSBメモリーや外付けHDDなどのUSB機器を接続し、Windows搭載タブレット端末やPCからワイヤレスでデータを書き込んだり読み込むこともできる。
オーディオCDの読み取り精度を高める独自の「PURE READ2+(原音再生)」を搭載。データの欠落・補間の発生を抑えることで、オーディオCD本来の音質で再生することができるという。また、動作音を抑える「アドバンスド静音ファームウェア」を搭載した。高音質な環境音を収録したオリジナル音源集「Sound Material」も同梱される。
BDやDVD再生ソフトの「PowerDVD10」、映像編集ソフト「PowerDirector 10」をはじめ、ディスク作成ソフトやデータのバックアップツール、画像・映像管理ツール、ディスクラベルデザインソフトなどCyberLink社製のソフト7本が付属する。リージョンコードの変更は初回設定を含めて最大5回まで。
筐体は縦置きも可能なスロットローディング方式を採用し、サイズはドライブ本体が135×135×20.3mm(縦×横×厚)、ドック部が118×142×35mm(幅×奥行×厚)。重量200g。専用のACアダプターを同梱するほか、PCからのUSB電源供給にも対応。また、Windowsが起動しないときに、リカバリーCDを読み込んでPCを立ち上げる「USBブート」にも対応する。