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ガイアックス、スマホで受講できるバイト従業員向けSNSメディアリテラシー講座
(2013/9/18 13:49)
株式会社ガイアックスは9月18日、アルバイトスタッフ向け教育を念頭においたソーシャルメディアリテラシー講座の提供を開始すると発表した。受講者はスマートフォンで学習でき、管理者は管理画面にて受講の進捗やテスト結果を確認できる。価格はeラーニングで3カ月30万円(税別)から。
TwitterやFacebookなどの利用が普及するにつれ、飲食店の学生アルバイトなどが店舗の業務用冷蔵庫に入って写真を撮ってSNSで公開するなどの、ネットの“炎上”トラブルが多発している。本人は悪ふざけ程度のつもりでも、冷蔵庫内の食材をすべて廃棄し庫内の殺菌消毒を行うために店舗が休業せざるを得なくなるなど、店舗側の被害額は小さくない。店舗側での対策の必要性が指摘されているが、アルバイト従業員の場合はネットリテラシーまで十分に教育することが難しいのが現状だ。
ガイアックスでは、アルバイト向けの教育は、短時間で、簡潔にわかりやすく、実践的、なおかつ低価格で学習容易な形態であることが重要だと考え、リテラシー講座をスマートフォン・携帯電話対応とし、いつでも、どこでも受講できるようにしたという。
内容的には、ソーシャルメディアの利用経験がない受講者でも理解しやすいよう豊富な事例を上げて、ソーシャルメディアでのトラブルの予防方法や対応方法を解説するものとなっている。
提供形態別の価格は、eラーニングがコンテンツとASPサービス込みで3カ月につき30万円(税別)。同時接続は30名までで、携帯電話、スマートフォン、PCにて受講可能。受講管理システム(LMS)も付属する。
データ納品(PDF、PowerPoint、SCROM規格対応データ)は30万円(税別)。eラーニングでの受講管理を必要としない企業向けに印刷用データ(PDFデータ)を提供するもので、社内のイントラネット上での学習や、印刷配布しての学習に対応する。
ガイアックスでは、受講人数無制限で低価格のソーシャルメディアリテラシー講座をきっかけとして、企業PRのためのアプリや運用代行を含めたソーシャルメディアの積極活用の支援や、同社のクラウド型社内SNS「エアリー」などの拡販につなげたい考えだ。