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ソフトバンク、「Hybrid 4G LTE」対応のAndroidスマホなど冬モデル発表

 ソフトバンクモバイル株式会社は30日、2013~2014年の冬~春商戦向け新商品のラインナップを発表した。「Hybrid 4G LTE」対応スマートフォンなどを順次発売する。

 Androidスマートフォンは、シャープ製の「AQUOS PHONE Xx 302SH」と「AQUOS PHONE Xx mini 303SH」、富士通モバイルコミュニケーションズ製の「ARROWS A 301F」がある。

「AQUOS PHONE Xx 302SH」は、ラピスブルー/ホワイト/ブラック/ピンクのカラーラインナップ4色(写真はラピスブルー)。本体サイズは約70×132×9.9mm、重さは約147g(いずれも暫定値)

 AQUOS PHONE Xx 302SHは、5.2インチ(1920×1080ドット)フルHD液晶ディスプレイ搭載で、「3辺狭額縁設計」によりディスプレイ占有率80.5%を実現したという。メインカメラは有効画素数1630万画素で、レンズがF値1.9であることが特徴。このほか、カメラをかざすと英語から日本語へ変換する「翻訳ファインダー」も搭載している。バッテリー容量は2600mAh。発売は12月上旬以降。

「AQUOS PHONE Xx mini 303SH」は、ターコイズ/ブラック/ホワイト/レッド/ブルー/ゴールド/ライトピンク/ビビッドピンクという8色のカラーラインナップ(写真はホワイト)。本体サイズは約63×124×9.8mm(暫定値)、重さは未定。

 AQUOS PHONE Xx mini 303SHは、4.5インチ(1920×1080ドット、487ppi)フルHDのIGZO液晶ディスプレイを搭載。4.5インチ以上のスマートフォンにおける表面の縦横サイズで世界最小だという(9月29日現在)。バッテリー容量は2120mAh。メインカメラは302SHと同じくF値1.9だが、画素数は1310万画素となっている。こちらの機種も「翻訳ファインダー」を搭載しており、発売は2014年2月下旬以降。

「ARROWS A 301F」は、コンフォートホワイト/ブラック/ピンクの3色のラインナップ(写真はブラック)。本体サイズは約70×141×10.3mm、重さは約157g(いずれも暫定値)

 ARROWS A 301Fは、10分の充電で1日使用できるという超急速充電が可能な機種。約5.0インチ(1920×1080ドット)フルHDディスプレイを搭載するほか、富士通独自の「スマート指紋センサー」などを搭載する。メインカメラは約1310万画素で、環境に合わせて最適な色補正を行う「パーフェクトチューニング」機能などを備える。バッテリー容量は2600mAh。発売は12月上旬以降。

 3機種ともに、OSはAndroid 4.2で、CPUは2.2GHzクアッドコア「MSM8974」。モバイルネットワークは「SoftBank 4G LTE」と「SoftBank 4G」の両方を利用できる「Hybrid 4G LTE」に対応。このほかの通信機能としては、無線LANがIEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0。

「Pocket WiFi 301HW」の本体サイズは約91×57×14.7mm、重さは約120g。カラーラインナップは、スピカホワイト/マルスレッドの2色(写真はマルスレッド)

 このほか、モバイルWi-Fiルーターの新製品として、Huawei製「Pocket WiFi 301HW」を12月以降に発売する。2.5GHz帯の「SoftBank 4G」、1.5GHz帯の「ULTRA SPEED」、イー・モバイルの1.7GHz帯が利用可能で、下り最大110Mbpsの高速通信が可能だという。タッチパネル式のカラーディスプレイを搭載しており、SSID変更などの操作が簡単に行える。無線LANはIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)に対応しており、最大同時接続台数は10台。内蔵バッテリーの容量は約2400mAhで、連続通信時間は約10時間。

(永沢 茂)