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「Movable Type」に深刻な脆弱性、最新版に更新して対策を

サポート終了したバージョンにも影響

 シックス・アパート株式会社は4月8日、同社が提供するCMS「Movable Type」に深刻な脆弱性が存在するとして、情報を公開した。脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN」(Japan Vulnerability Notes)でも情報を公開している。脆弱性は、最新版にアップデートすることで対策でき、シックス・アパートらは速やかなアップデートを呼びかけている。

 存在する脆弱性は、次の2点。

コードインジェクション(CVE-2026-25776)

任意のPerlコードが実行される可能性がある。CVSS 4.0のスコアは9.3、CVSS 3.0のスコアは9.8。

SQLインジェクション(CVE-2026-33088)

任意のSQLが実行される可能性がある。CVSS 4.0のスコアは6.9、CVSS 3.0のスコアは7.3。

 対象となる現行製品のバージョンは、以下のとおり。なお、Movable Typeクラウド版は、すべてアップデートが完了している。

Movable Type / Movable Type Advanced

9.1.0以前(9.1系)
9.0.6以前(9.0系)
8.8.2以前(8.8系)
8.0.9以前(8.0系)

Movable Type Premium / Movable Type Premium Advanced Edition

9.1.0以前(9.1系)
9.0.6以前(9.0系)
2.14以前(8.0系/8.8系)

 サポート終了(EOL)となっている次の製品も同様の脆弱性の影響を受ける。

Movable Type / Movable Type Advanced

Movable Type 8.4.0~8.4.4(8.4系すべて)
Movable Type 7 r.4207~r.5510(7系すべて)
Movable Type 6.0、6.0.1~6.8.8(6系すべて)
Movable Type 5.2、5.2.1~5.2.13(5.2系すべて)
Movable Type 5.1~5.18(5.1系すべて)

Movable Type Premium / Movable Type Premium Advanced Edition

Movable Type Premium 1.0~1.68(MTP 1系すべて)

 すぐにアップデートを実施することが難しい場合の回避策として、シックス・アパートのウェブサイトにて、Data APIのアクセス制限を設定することが案内されている。