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ちょっとセクシーなドメイン「.sexy」受付開始、「.uno」など新gTLD続々と

 商標・ブランドなど知的財産保護の観点からのドメイン名取得・管理サービスを手がける株式会社ブライツコンサルティングは11日、新gTLDの「.uno」「.sexy」「.tattoo」「.みんな」の取得申請の受付を開始したと発表した。

 「.uno」はスペイン語で「.one」という意味。米Dot Latin LLCがレジストリ事業者として、同gTLDを管理する。まずは12月11日から2014年2月6日までが商標権者向けの優先登録期間となっており、商標と同一のドメイン名の登録申請を受け付けるという。その後、2月7日より、一般からの先願主義による登録受付を開始する予定。

 「.sexy」「.tattoo」は英領ケイマン諸島のUniregistryがレジストリとして管理する。ファッション分野を想定した新gTLDのようだ。12月11日から2014年2月9日までが商標権者向けの優先登録期間で、2月24日から一般登録期間を開始予定だという。なお、Uniregistryによるこれら2つの新gTLDの紹介サイトが、実際に「.sexy」「.tattoo」ドメインですでに公開されている。

 「.みんな」は米Googleによる新gTLDで、見てのとおり日本語のgTLD。同社のドメイン事業別会社であるCharleston Road Registryがレジストリだ。2014年2月14日までが商標権者向けの優先登録期間。

 新gTLDは、これまで「.com」「.net」など22種類だったgTLD(generic Top Level Domain:分野別トップレベルドメイン)を大きく拡大するもの。ドメイン名を管理するICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)によると、約1400種類の新gTLDが順次登場する見込みで、「.uno」「.sexy」「.tattoo」「.みんな」のほか、「.singles」「.camera」「.technology」「.kitchen」「.menu」等々、すでに35種類がルートゾーンに追加済みだ。ブライツコンサルティングのウェブサイトでは、申請受付が開始された新gTLDの情報を随時更新している。

(永沢 茂)