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エレコム、USBメモリやSDカードを無線で共有できるトラベルWi-Fiルーター
（2015/1/6 14:18）
エレコム株式会社は、IEEE 802.11n/g/bに対応し、最大300Mbpsで通信可能な小型Wi-Fiルーター「WRH-300CR」シリーズを3月上旬に発売する。価格は4480円（税別）。
SD/microSDカードスロット（SDXC/microSDXC対応）をそれぞれ装備し、カード内のデータを無線経由で共有できる。また、本体横にタイプAのUSBポートを搭載。USBメモリやセルフパワーで給電した外付けHDDを接続できる。接続できるストレージの対応フォーマットは、FAT/FAT32/NTFS/exFAT。
データには、スマートフォン／タブレット専用アプリ「SkyLink Portable Cloud」（Android/iOS対応）でアクセスでき、同一Wi-Fiネットワーク内であれば外部ストレージとして利用できる。PCからの閲覧は、専用ソフトウェアなどは必要なく、ネットワークストレージとしてOS上でアクセスできる。
Wi-Fi設定およびインターネットへの接続設定は、スマートフォン用無料アプリ「QR Link」から本体付属のQRコードを読み込むことで行える。本体への接続は、PIN方式のほかWPSボタンによる接続も可能。
100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LANポート×1を搭載。ルーターモード、アクセスポイントモードを備えるほか、「子機モード」として、有線LANポートを持つネットワーク機器のWi-Fiコンバーターとしても利用できる。
暗号化方式は、WPA/WPA2-Mixed（TKIP/AES）、WPA2-PSK（AES）、WPA-PSK（TKIP/AES）、WEP（128/64bit）に対応。また、セキュリティ機能として、SSIDステルス、マルチSSID（最大登録数2件）、SSIDセパレーター（アクセスポイントモード時は無効）、プライバシーセパレーター、アクセスコントロール（MACアドレスフィルタリング）を備える。VPN関連では、IPsecパススルー、PPTPパススルー、L2TPパススルーに対応する。
電源は、MicroUSBポート経由で給電でき、PCのUSBポートやスマートフォンのACアダプターが利用できる。本体サイズは、24×65×18mm（縦×横×厚さ）、重さは約25g。また、Android向けセキュリティアプリ「イカロスモバイルセキュリティ for Android」90日特別体験版が付属する。