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ロジテック、データ保存と同時に強制暗号化を施す外付けHDD

 ロジテックINAソリューションズ株式会社は12日、マイナンバーを含むデータの情報漏えい防止対策を強化したUSB 3.0対応の3.5インチ外付けHDD「LHD-ENU3BS」および「LHD-ENU3BSR」シリーズ計6製品を発売した。容量は2TB/3TB/4TBの3種類。対応OSはWindows 10/8.1/7。

 AES 256bit暗号化方式を採用するとともに、同社独自のパスワード認証ツール「Logitechパスワード管理ツール」によりデータを保護。データ保存と同時に強制暗号化を施すことで情報漏えい防止対策を強化できるとしている。また、パスワード管理ツールはハードディスク内蔵型でインストール不要。パスワードの変更や自動アンロック、ユニット名称変更機能を備える。

 LHD-ENU3BSは省電力、静音性に特化したウエスタンデジタル社製HDD「WD Blue」モデルを採用。LHD-ENU3BSRは高速化とともに24時間連続稼働に耐える高信頼、省エネを実現する「WD RED」モデルを採用。3年間の保証が付く。

 PCの起動・終了やスリープモードなどに連動して自動的にハードディスクのモーターを止める電源連動機能を搭載。また、底面、側面には通気用のスリットを配置した「ダブルデッキエアフロー」構造により、縦置、横置きでも優れた放熱性能を発揮するという。

 インターフェイスはUSB 3.0/2.0×1ポートで最大転送速度は480Mbps。本体の大きさは35×183×120mm(幅×奥行×高さ)、重さは850g。本体背面にはケンジントンスロットを装備する。

 価格(税込)はWD Blue採用のLHD-EN20U3BS(2TB)が1万9800円、LHD-EN30U3BS(3TB)が2万2800円、LHD-EN40U3BS(4TB)が3万800円。WD Red採用のLHD-EN20U3BSR(2TB)が2万4800円、LHD-EN30U3BSR(3TB)が2万7800円、LHD-EN40U3BSR(4TB)が3万6800円。

(磯谷 智仁)