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「パチンコガンダム駅」はなぜ生まれたか? Apple地図騒動の本質とは
2019年3月22日 12:22
「今すぐ読みたい注目記事」コーナーでは、INTERNET Watchに掲載した記事の中から、アクセス数が多く、現在まで長く読まれている人気の記事を再紹介していきます。なお、記事の内容は掲載当時のものであり、最新の状況とは異なる可能性もあるため注意してください。
「パチンコガンダムという名前の駅がある」「羽田空港が大王製紙に」「東京都公文書館が海の中に」「尖閣諸島が2つある」――今年9月、AppleがリリースしたiOS純正の地図アプリの完成度の低さがネット上で話題となったことは記憶に新しい。その後も、Appleトップのティム・クック自らが公式に謝罪、iOS担当の役員が更迭されるなど、ちょっとした「騒動」にまで発展した。
今回の問題は、Appleが、iOS標準となるマップアプリを、従来のGoogleマップをベースにしたものから、完全自社製のものへと切り替えたことが、直接の原因となっている。
なぜ、このような問題が起こったのか。なぜ、Appleは完全自社製のマップアプリにこだわったのか。スマートフォン時代に求められる地図サービス、位置情報サービスとはいったいどういうものなのか。今回の問題は、ビッグデータ、O2Oなど最新のビジネス動向と、どういった関係があるのか。
Appleやスマートフォンの事情に詳しい、ジャーナリストの西田宗千佳氏と、Yahoo! JAPANで「ルートラボ」など位置情報サービスの開発にあたる地図のスペシャリスト、河合太郎氏に聞いた。