パシフィック・クロッシングとインフィネラ、世界初の日米間100ギガビット海底通信の実証実験に成功
9,500 km以上に及ぶ日本-カリフォルニア間の接続を実証
*このプレスリリースは、米国時間2011年10月11日に米国カリフォルニア州サニーベールで発表された資料の抄訳です。
インフィネラ社(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、NASDAQ: INFN)とNTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有馬彰)の完全子会社で日米間海底ケーブル・システムPC-1を運用する、パシフィック・クロッシング社(CEO:住本隆弘 )は、本日、海底ケーブルを使用した100Gb/sの通信実験に成功したと発表しました。海底でのこの実験は、全長9,500km以上に及ぶ日本-カリフォルニアのファイバ・ケーブルPC-1を使用して行われました。日米間における、デジタル・コヒーレント伝送を使った100 Gb/sの通信では最長距離であり、今回、インフィネラは、この実験に世界で初めて成功しました。
今回の実験では、業界初となる2つの独自機能が実証されました。100ギガビット・イーサネット(GbE)のデモでは、インフィネラのフレックス・コヒーレント伝送を行う40 Gb/sオプティカル・チャネルを使用して、日米間において、100 GbEクライアント・サービスの伝送を初めて実証しました。この実験の成功は、インフィネラの商用40 Gb/sオプティカル・ライン・モジュールと、Infinera DTNに搭載されている100 GbEクライアント・インタフェースをベースにして達成されました。二つ目に実施されたデモでは、軟判定(ソフト・ディシジョン)誤り訂正機能(SD FEC)を持つBPSK変調を使用した100 Gb/sオプティカル・チャネルを初めて実現しました。この機能は、Infinera DTN-Xプラットフォームで将来的に使用可能になります。インフィネラのフレックス・コヒーレント技術により、サービス・プロバイダは、ソフトウェア・プログラマブルな複数の変調フォーマットを使って幅広いアプリケーションにおいて伝送性能を最適化することが可能になります。インフィネラは、2011年9月に、新しいDTNの機能の提供と、光集積回路(PIC: PhotonicIntegrated Circuit)をベースにしたスーパー・チャネルとフレックス・コヒーレント伝送の両方を搭載した新しいDTN-Xプラットフォーム※1についても発表しています。
アジア太平洋地域では、インターネットと帯域幅に関する要求が劇的に増加しています。Internet World Stats※2によると、アジアにおけるインターネット・ユーザーの数は2000年の1億1,400万人から2011年の9億2,200万人へと急速に増加しています。この増加は今後も続き、必要な容量を提供できる海底ネットワーク機器へのニーズが高まることが予想されています。
パシフィック・クロッシング社のCEO、住本隆弘氏は次のように述べています。「日米間の帯域幅に対する顧客の要求は今後も増加するでしょう。当社は、インフィネラ社と連携して、当社の既存の海底ファイバ・プラント上で100ギガビットの伝送を実証できたことを喜ばしく思います。また、当社の主要な日米間におけるネットワーク性能によって、この新しい技術の実証の成功に役立つことができ、光栄に思います。」
インフィネラの海底ケーブル事業部門担当副社長、デリック・ロビンソン(Deryck Robinson)は次のように述べています。「インフィネラは、アジア太平洋地域で次世代オプティカル・システムを提供していく上で、重要な一歩となるこの実験の実施において、パシフィック・クロッシング社と協業できることを喜ばしく思います。当社は、アジア太平洋地域の支援に全面的に対応していきます。今回の実験により、当社のソリューションの拡張性、容易性、および効率性が実証されたとともに、将来のネットワークのあるべき姿が示されたと言えます」。
インフィネラは、地球規模で100 Gb/sと500 Gb/sのスーパー・チャネルの実験に成功しており、最近では、アフリカではSEACOM社※3、およびヨーロッパではInteroute社※4との実施例があります。なお、同地域のお客様向けて、レベルの高いサービスとサポートの提供に専心するため、インフィネラは2011年8月に、香港事務所を開設しました。この施設は、同地域における、より多くのお客様向け、カスタマー・デモンストレーション・センターとトレーニング・センターを備えています。
※1 プレスリリース(米国時間2011年9月15日発表)
「インフィネラ、500 Gb/sの光集積回路をベースにした、業界初のマルチテラビット・パケット・オプティカル・トランスポート・ネットワーク・プラットフォーム、DTN-Xを発表。スケーラブルで効率性に優れたシンプルな次世代オプティカル・ネットワークを求めるグローバル・サービス・プロバイダに対応」
URL: http://www.infinera.com/j7/servlet/NewsItem?newsItemID=278 (英語)
※2 Internet World Stats URL: http://www.internetworldstats.com/
※3 プレスリリース(米国時間2011年8月1日発表)
「インフィネラとSEACOM社がアフリカで実施した試験において、初めて1732 kmの距離で500 Gb/sのオプティカル・ネットワークを達成」
URL: http://www.infinera.com/j7/servlet/NewsItem?newsItemID=272 (英語)
※4 プレスリリース(米国時間2011年3月2日発表)
「Interoute社、ヨーロッパの海中ネットワークにおける、初のPICベース100 G伝送に成功」
URL: http://www.infinera.com/j7/servlet/NewsItem?newsItemID=244 (英語)
インフィネラについて
インフィネラは、オプティカルのスピードとデジタルのシンプルさを両立させることにより、オプティカル・ネットワーキングの経済性を継続的に改善するように設計された、デジタル・オプティカル・ネットワーキング・システムの専業メーカーです。同社のシステムは、大規模光集積回路(PIC)と呼ばれる革新的な半導体技術を採用している点で他社と大きく異なります。インフィネラのシステムはPIC テクノロジーを利用してユーザーがすぐに運用開始可能なアーキテクチャを実現しています。これにより、ユーザーはより短期間で売上をあげることができネットワークの高い効率によってより大きな収益をあげることができます。また、オプティカル・インフラストラクチャーの再設計を行うことなく短期間で差別化されたサービスを提供することもできます。詳細はhttp://www.infinera.com/ をご覧ください。
パシフィック・クロッシング社について
パシフィック・クロッシング社は、ファイバ・ケーブルを使用した日米間の海底光ネットワーク・リングであるPC-1 を保有し運用しています。21,000 km のPC-1 海底ケーブル・システムは最高の信頼性と日米間の通信における遅延の最小化を実現しています。米国と日本の主要都市への大規模なバックホールによってサポートされ、同社のインフラストラクチャは、グローバルなアクセスを可能にするために、ほぼすべての主要な国際ネットワーク事業者にシームレスな相互接続を提供します。パシフィック・クロッシング社は、増加する通信事業者や、メディアおよび情報集約型の企業顧客向けに、最先端となる容量および管理されたネットワーク・サービスを競争力のある価格で提供しています。パシフィック・クロッシング社は、米国および日本で法人登記されており、カリフォルニア州のサンフランシスコと日本の東京に主要事業所を置いています。詳細はウェブサイトwww.pc1.com をご覧くか、E-mail:sales@pc1.com までお問い合わせ下さい。
This press release contains forward-looking statements including, among other things, statements relating to future capabilities of the DTN-X; that the demonstration was the first realization of a 100 GbE client service carried over a trans-pacific distance using 40 Gb/s optical channels with digital flex-coherent transmission; that this was the first realization of 100 Gb/s optical channel using BPSK with soft decision FEC that will be available in the future on the DTN-X platform that utilizes both PIC based super-channels and flex coherent modulation; and that Infinera has completed successful trials of 100 Gb/s and 500 Gb/s super-channels across the globe. These forward looking statements are based on our current expectations. Actual results may vary materially from these expectations as a result of various risks and uncertainties, including, but not limited to, aggressive business tactics by our competitors, our dependence on a single product, our reliance on single-source suppliers, and our ability to respond to rapid technological changes. Further information about these risks and uncertainties, and other risks and uncertainties that affect our business, is contained in the risk factors section and other sections of our annual report on Form 10-K filed with the Securities Exchange Commission on March 1, 2011, as well subsequent reports filed with or furnished to the SEC. These reports are available on our website at www.infinera.com and the SEC’s website at www.sec.gov. Infinera assumes no obligation to, and does not currently intend to, update any such forward-looking statements.
インフィネラ・ジャパン株式会社について
インフィネラ・ジャパン株式会社は、米国インフィネラ(NASDAQ:INFN)の日本法人です。
住所: 東京都千代区神田小川町2-12-14 晴花ビルディング9F
関連情報
2011/10/13 06:00
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