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フリーアドレスにこんなディスプレイが欲しかった!! 27型WQHDで作業効率アップ!! しかもケーブル1本で有線LANに3画面もできる優れモノ
- 提供:
- 株式会社マウスコンピューター
2025年9月25日 06:00
近年は、多くの企業のオフィスで、従業員に決まったデスクを用意せず、自由に座席を選んで業務を行う「フリーアドレス化」が進んでいる。そこで課題になるのが、大型ディスプレイなどのデスクトップ環境の整備だ。多くの情報を同時に参照したいデータ分析や開発業務などでは、ノートPCの画面だけだと作業効率が上がらない。
そこで、従業員の声に応えて一部のデスクにディスプレイを導入したものの、そのスペックが低い故、不満が十分に解消されなかった、という例もしばしば聞く。テレワークで自宅の環境を充実させた昨今、「自宅のほうが仕事環境がいい」というのは、よく聞かれる声だ。
そこでフリーアドレス向けにオススメしたいのが、マウスコンピューターのiiyamaブランドディスプレイ「ProLite XUB2797QSN-B2」だ。なぜ、このディスプレイがフリーアドレス化したオフィスに最適なのか、マウスコンピューターの14型ノートPC「MousePro G4-I7U01BK-E」を繋いで、その魅力をじっくり紹介していきたい。
ビジネスシーンで使いやすい、WQHD表示対応の27型ディスプレイ
はじめに、ProLite XUB2797QSN-B2の基本的な仕様を紹介したい。
ディスプレイサイズは27型で、表示解像度はWQHD(2560×1440ドット)。オフィスで利用される一般的なディスプレイだと、サイズが24型程度で、フルHD(1920×1080ドット)表示対応、というケースが多いと思うが、ProLite XUB2797QSN-B2はそれよりサイズがひとまわり大きく、より高解像度となっている。表示できる情報量はフルHDの約1.78倍。より多くの情報を1度に表示することで、仕事の作業効率を大きく高めることができる。
ディスプレイはIPS方式液晶を採用しているので、申し分ない広視野角を実現している。実際に画面を見ながら、顔の位置を大きく移動させてみても、明るさや色合いの変化は感じない。また、リフレッシュレートが100Hzと高められているので、画面スクロール時などに文字がにじんで見づらくなることもなく、常にくっきり表示される点も大きな魅力と言える。
ディスプレイ表面はノングレアで、外光の映り込みもほとんど気にならない。オフィス天井の照明が写り込むことで、文字が見づらくなることも抑えられているので、快適な作業が可能となる。
画面サイズが27型と大きいことで、サイズ的に置き場所の確保が難しくなると感じるかもしれない。しかし本製品は、画面周囲のベゼル幅が非常に狭められているので、ディスプレイサイズの割には本体サイズはコンパクトとなっているのも特徴。実際のサイズは613.5×209.5×403.5~550.5mm(幅×奥行×高さ)で、つまり横幅は61cm程度に抑えられている。フリーアドレスでは大きなデスクトップPCが机上に置かれることもないので、スペース的には問題なく設置可能だろう。また、100×100mmのVESAマウントにも対応しているので、ディスプレイアームを併用すれば、より設置場所を節約することも可能だ。
標準のスタンドも、とてもよくできている。工具不要で高さや角度が調整可能なタイプで、しかもその可動範囲もかなり広くなっている。さまざまな人が使うフリーアドレスにおいては、この点も重要なポイントだ。
昇降機能は、上下150mmの範囲で無段階に調整が可能。画面の角度を調整するチルト機能は上向き23°、下向き5°まで調整できるほか、左右方向の首振り(スウィーベル機能)は左右各60°まで、さらに左右どちらにも90°回転させて縦画面に変更できるピボット機構も備える。
この上下150mmというのもよくできたポイントだ。というのも、デスクが狭くてノートPCと本製品を横に並べられない場合でも、下の写真のように、ディスプレイを一番上の高さまで上げることで、14型クラス程度のノートPCなら、画面が重なることなく縦に並べることができる。フリーアドレスだと横にスペースがあまり取れないことも多いが、そういった部分でもよく考えられている製品と言える。
画面を縦画面にすることで作業効率が上がるケースもあるだろう。そうした場合に、標準のスタンドで、工具も使わずに縦画面にできるというのも、大きなメリットだ。業務内容によってはかなり効率が上がるだろう。
ちなみにケーブル類は背面に下側から挿す形なので、ケーブルを抜き挿しするときにも、回転させて縦画面にすることで、ポートが見やすくなるというメリットもある。
また、目立たない部分ではあるが、電源が本体に内蔵しているというのもポイントだろう。場合によってはディスプレイ本体の他に巨大な電源アダプターが必要な製品もあるが、この製品は電源内蔵なので、電源ケーブルだけで済む。フリーアドレスだと、配線などをごちゃごちゃさせたくないというニーズもあると思うが、余計な電源アダプターの設置場所もとらず、スマートな設置が可能だ。また、PCと接続するHDMIケーブルやDisplayPortケーブル、USB Type-Cケーブルも付属しているので、別途ケーブルを用意する手間やコストも不要となる。
PCとUSB Type-Cケーブル1本で接続して利用できる!
最近では4Kディスプレイや、ウルトラワイドディスプレイも広く普及してきているので、それらと比べれば、ディスプレイのスペックとしては、そこまで尖った製品ではないだろう。ただ、このProLite XUB2797QSN-B2には、一般的な法人向けディスプレイでは、まだまだあまり搭載されていない、しかしこれからは必要になるであろう機能を搭載している。
まず映像入力端子については、従来からよく使われるHDMIとDisplayPortに加えて、DisplayPort Altモード対応のUSB Type-Cを備えている。しかもそのUSB Type-Cは、USB PDによって最大65Wの電力を供給できるタイプのもの。
つまり、接続するノートPCのUSB Type-CポートがDisplayPort AltモードとUSB PD入力に対応していれば、USB Type-Cケーブル1本で接続するだけで、映像出力と電力供給を同時に行えるということ。社員はわざわざ電源アダプターを持って歩かなくてもいいし、フリーアドレスでコンセントが足りない、ということも防ぐことができる。
特にWindows 10のEOSで社員のPC買い換えが進んでいると思うが、今時のノートPCであれば、DisplayPort AltモードやPD充電に対応しているモデルがほとんどなので、これからオフィスに置くのであれば、この機能は必須と言えるわけだ。
実のところ、そういったニーズもあって、最近のディスプレイであれば、USB Type-C1本での接続で、給電までできるディスプレイも珍しくはなくなってきている。
ただ、この製品はそのもうひとつ先を行っていて、映像や給電だけでなく、ドッキングステーションとしての機能も持っているのだ。
なんとこのディスプレイは、RJ45の有線LANポート(1000BASE-T)を備えるほか、USB3.2 Gen 1に対応するType-Aポートを3つとType-Cポートを1つ持っていて、ノートPCとUSB Type-Cで接続した場合に、有線LANとUSBハブとしての機能も使うことができる。
最近のノートPCだと有線LANポートがないモデルが多く、有線LANに繋ぐためにUSB LANアダプターを使っている人も少なくないと思うが、このディスプレイに社内LANを繋いでおけば、USB Type-Cケーブルでこのディスプレイと繋いだだけで社内LANに接続することができる。
加えてUSBハブとしての機能もあるので、たとえばWebカメラや外付けのキーボード、マウスなどを繋いでおくことも可能だ。
つまり、このProLite XUB2797QSN-B2をフリーアドレスに置いておけば、社員はノートPCを持ってきてUSB Type-Cケーブル1本を接続するだけで、外部ディスプレイを利用できるのはもちろん、本製品のドッキングステーション機能に接続した有線LANやWebカメラ、外付けのキーボード・マウスなどを即座に利用可能になる。加えて、電力もUSB Type-Cから供給されるのでノートPCのACアダプターを持ち歩く必要もないというわけだ。
以前であれば、HDMIケーブルも用意しておく必要もあっただろうが、Windows 10のEOSで社員のPCが入れ替わり、全てのPCがUSB Type-C接続に対応すれば、HDMIケーブルを用意する必要はなくなるだろう。ディスプレイ側にUSB Type-Cケーブルだけを接続したままにしておけば、社員はUSB Type-Cケーブルすら持ち運ぶ必要がなくなる。
以前であれば、電源をコンセントに繋いでPCに繋いで、HDMIケーブルを繋いで、有線LANを繋いで、場合によってはWebカメラやキーボードを繋いで、とやっていたのが、ケーブル1本だけでこれらがすべて完成する。この利便性は1度経験したら手放せなくなるはずで、従業員の働く環境を大きく改善できるはずだ。
それともうひとつ、この製品の優れたところが、ディスプレイのデイジーチェーン接続に対応しているということ。
この製品は、DisplayPort入力のほかにDisplayPort出力端子を持っていて、そのDisplayPort出力に別のディスプレイを繋ぐことができる。こうしておくことで、PCとUSB Type-C、もしくはDisplayPortで接続した場合に、もう1台のディスプレイにも映像を出力することができる。
しかも同じ画面を複製するだけでなく、拡張して、たとえばノートPCの画面と合わせた3画面で使うこともできる。
この機能を利用するには、設定メニューにある「MST(マルチストリームトランスポート)」をオンにしておくとともに、接続するPCや追加のディスプレイがDisplayPort 1.2以上をサポートしている必要があるが、PCをUSB Type-Cケーブル1本で接続するだけで複数のディスプレイを利用できるのは、かなり便利だ。
価格はわずか3万8940円。高コスパでフリーアドレスオフィスに最適
ここまで紹介してきたとおり、ProLite XUB2797QSN-B2は、オフィスで利用するディスプレイとしては、細かいところまで手が行き届いたかなり魅力的な製品となっているが、さらに法人利用に魅力なのは、標準でメーカー3年保証がつき、それでいて公式ストアでの販売価格は3万8940円と4万円を切っている点だろう。
探せば、27型WQHD表示対応ディスプレイで、より安価な製品も見つけられる。しかしIPS方式液晶に加え、ここまで見てきたような、高性能スタンドや電力供給も可能なUSB Type-C接続対応、ドッキングステーション機能、DisplayPortのデイジーチェーン接続対応といった、ビジネスシーンでの利用に便利な機能を豊富に持っていながら、それでいてこの価格というのは、破格の安さと言っていいだろう。
オフィスがフリーアドレス化することで、従業員は好きな場所で仕事ができる反面、作業環境に妥協しなければならない場面も増えている。そうした中で、本製品のような今のPCにあった高機能なディスプレイを設置すれば、作業効率を大きく高められ、従業員の満足度、そして生産性にも直結するはず。しかもコストパフォーマンスにも優れていて、これからフリーアドレスに設置するなら大いにオススメしたいディスプレイとなっている。