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Windows 10のEOSで会社のPCは良くなった? アンケート結果で見えた現状と、今の時代に買うべきハイコスパPC 3選
- 提供:
- 株式会社マウスコンピューター
2026年3月16日 06:00
2025年12月から2026年1月にかけて、INTERNET Watchとマウスコンピューター共同で「Windows 10のEOSで仕事のPCはよくなった?」と題した読者アンケートを実施した。その結果、Windows 10 EOSによる仕事用PCのスペック改善が確認されたが、まだまだ課題が残されていることも浮き彫りとなった。そこで、アンケートの結果を紹介しつつ、その課題を解決するために、予算別のハイコスパオススメPCを紹介していく。
- 15万円未満の中で、一番良いスペックを求める方に
「MousePro C4-I5U01BK-B」 - 10万円未満で、最低限の処理能力(パフォーマンス)を求める方に
「MousePro LP-A1A01」 - Copilot+PC で価格重視の方に
「mouse B5-A7A01SR-A」
Windows 10 EOSを経て仕事用PCのスペックは向上したが、課題も残される
今回のアンケートは、年末年始を挟んでいたにも関わらず、624名と非常に多数の皆さまからご回答をいただいた。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。
というわけで、本稿では、その結果について掘り下げていきたい。
まず、Windows 11への移行についてだが、85.1%が移行済みとの回答だった。また、会社全体でのWindows 11の利用状況も、ほぼ全てという回答が70.8%、7割程度が13.5%に達している。
2024年6月から7月にかけて実施した「会社で使っているPCはこんなに悲惨だ!!」と題したアンケートでは、Windows 11を使っているという回答が33.9%だったことを考えると、そこから50ポイント以上がWindows 11へ移行した形で、Windows 10のEOSを受け企業が利用するPCのWindows 11への移行は順調に進んだと言える。
では、Windows 11への移行はどのように進められたのか。Windows 11以外のPCをWindows 11に移行した方法としては、PCは買い換えずOSのアップデートで対応したという回答が34.3%と最多だった。それに対し、新しいPCの買い換えで対応したという回答は21.8%と、思ったほど多くなかった。
ただ、その仕事用PCは何年前に入れ替えたのかという質問では、1年以内に買い換えたという回答が30.8%だった。移行手段の回答とややズレはあるが、Windows 10 EOSを受けてPCを買い換えた企業が少なくなかったことは間違いなさそうだ。
そして、2~3年前に入れ替えたという回答は40.8%だった。この時期のPCは基本Windows 11 PCとなるが、企業向けPCではその時期でもあえてOSにWindows 10を指定して導入している例も少なくない。先ほど、Windows 11はOSのアップデートで対応したという結果が多かったのは、こういった要因もあると考えられる。
一方、Windows 11へまだ移行していない(つまり、Windows 10のまま)との回答も10.3%あった。
では、なぜまだWindows 10のまま利用しているのか? Windows 11になっていない理由を聞いたところ、「ネットワークに繋がっていないから」「(社内で利用している)システムなどの都合上」といった回答のほか、「Windows 10の延長サポートを利用している」、「予算の都合」など、ギリギリまで延命させたい企業や、移行したくてもできていない企業も少なくないようだ。
もちろん、ない袖は振れないわけだが、予算の優先度については再考の余地があるのではないだろうか。この時期にWindows 10 PCを使い続けることは、セキュリティ意識が低いと捉えられても仕方がない。そして、攻撃者は、そういった企業を格好のターゲットとする。
2025年に、複数の大手企業をターゲットにサイバー攻撃による甚大な被害が発生したことは記憶に新しい。それと同じように、もし実際に攻撃を受けてしまうと、Windows 11 PCの買い換え予算とは比較にならない莫大な金銭的被害に加え、企業価値も失われてしまう。物価高騰が続く現在、予算をかけづらい事情も分かるが、こういったリスクを考えると、やはりすぐにでもWindows 11 PCに移行するとともに、セキュリティ意識も高めるべきだ。
また、今使っている仕事用PCに満足しているかという問いには、不満がある、またはかなり不満という回答が22.5%に達している。ここにはWindows 11 PCも多く含まれるが、Windows 11に移行していてもこういった不満があるということは、PC自体のスペックがそもそも低いということだろう。
利用している仕事用PCのスペックについての質問の結果では、搭載CPUは80%近くがCore i5またはRyzen 5以上、搭載メモリ容量は16GBが48.7%、32GBが21.4%となっており、2024年のアンケート結果から明らかにスペックは向上している。しかし、搭載メモリ容量が8GBという回答も16.8%ある。メモリ容量が8GBのWindows 11 PCは、Office系アプリを利用するだけでもメモリ不足で動作が重くなる場面が増えてしまう。そうなると、快適に業務をこなせなくなり、業務効率の低下に結びつき、ひいては企業の業績に悪影響を及ぼす可能性が高まる。
メモリ容量の少ないPCの詳細を見ていくと、Windows 10 PCをWindows 11にアップデートしたものや、Windows 11 PCでもかなり古いモデル、また中古で買ったモデルなどが多数を占める。そういったPCは、メモリの少なさだけでなくCPUの処理能力も今となっては低いものが中心で、そのため不満が多くなっているのだろう。PCのスペックが低く快適に利用できないのであれば、業務効率を高めるという意味でも、より快適に利用できるPCに買い換えることを視野に入れるべきだろう。
予算別、ハイコスパでオススメのPCとは?
ここまで、少々厳しいことを指摘してきたが、おそらくほとんどの企業は、まだ稼働しているWindows 10 PCも含めて、古く低スペックのPCを新たなPCに置き換えることを考えているはずだ。
アンケートでは、会社で想定している1台あたりのPCの予算についても聞いている。ここからは、その結果をもとに、予算ごとのマウスコンピューターのオススメPCを紹介する。
10~15万円:ハイパワーな14型ノートが予算内に
アンケート結果で、PC1台あたりの予算として最も多かったのが10~15万円で、40.3%を占めている。
実のところ以前まではこの価格帯のPCは売れ筋PCが多く、選択肢も多かった。ただ、昨年来のメモリなどの価格高騰を受け、PC価格は上昇したことで、選択肢は狭まりつつある。
そういった中、マウスコンピューターの製品としてオススメとなるのが、14型ディスプレイ搭載のスタンダードノートPC「MousePro C4-I5U01BK-B」だ。
ディスプレイは14型フルHD、重量は約1.37kgと、デスクワークだけでなくモバイル用途にも申し分なく対応可能。気になるバッテリー駆動時間もアイドル時で10時間と必要十分で、外出時の利用も安心だ。
セキュリティ性もしっかりしており、標準で指紋認証センサーを搭載するとともに、Webカメラにはプライバシーシャッター搭載のため、Web会議などでの情報漏洩の危険性も低減できる。
ネットワーク機能はWi-Fi 6E準拠無線LANとギガビット有線LANポートを備えているため、オフィスでは有線LAN、外出時には無線LANと使い分けることで、安定したネットワークアクセスを実現できる。OSはWindows 11 Proとなる。
気になる標準モデルのスペックは、プロセッサが第12世代CoreプロセッサーのCore i5-1235Uを採用し、メモリは8GB、内蔵ストレージは256GBのSSDを採用。これで価格は13万5300円となる。
ただし、この構成ではメモリが8GBと心許なく、今どきであれば、できれば16GBへの増量したい。そこでメモリを16GBへカスタマイズした場合の価格は、15万円をわずかに超え15万2900円となった。メモリ価格の高騰が大きく影響しているが、これならかろうじて許容範囲ではないだろうか。そして、この構成であれば、ビジネスPCとして必要十分なパフォーマンスが得られるため、オススメだ。
10万円未満:この予算でもしっかり使えるデスクトップPC
予算に関するアンケート結果で2番手となったのが10万円未満で、28.6%だった。以前であれば、10万円未満でも申し分なく使えるPCが数多く存在していたのだが、現在この価格帯はかなりラインアップが厳しくなってしまった。特にノートPCでは、ビジネスPCとして耐えられる十分な性能を備える製品がほぼ見あたらなくなっている。
そこで、どうしても10万円未満でPCを導入したいということであれば、デスクトップPCをオススメしたい。マウスコンピューターの製品では、「MousePro LP-A1A01」がその選択肢となる。
コロナ禍以降、リモートワークが増え、ビジネスPCはノートPCであることがより求められるようになった。しかし、アフターコロナとなり、オフィス回帰も徐々に増えつつあることから、オフィスでの作業用PCということであればデスクトップPCでも問題なく対応可能なはずだ。
MousePro LP-A1A01は、搭載プロセッサがAMDのAthlon 3000Gとなる。2コア4スレッド仕様の低価格プロセッサで、処理能力はそこまで高くはない。それでも、メモリを16GB以上搭載すれば、Officeなどのビジネスアプリであれば必要十分なパフォーマンスが得られる。
ただし、標準仕様では価格が7万6780円と10万円を大きく下回るが、メモリは8GB、内蔵ストレージは128GB SSDと、かなり厳しいスペックとなる。ただ、そこはデスクトップPCのため、メモリやストレージの増設を簡単に行える。メモリ増量のカスタマイズこそ用意されていないが、別途8GBのメモリモジュールを追加購入したとしても10万円未満に収まるはずで、そういった意味では選択肢として十分魅力がある。
PCとして利用するには別途ディスプレイが必要だが、使わなくなったディスプレイがあるなら、それらを利用することでコストを削減できるだろう。
いろいろと制約はあるものの、10万円未満でPCを導入したいということなら、デスクトップPCという選択肢も考慮してみてはいかがだろうか。
15〜20万円:コストパフォーマンスに優れるCopilot+ PC
最後に、Copilot+ PCという選択肢について見ていきたいと思う。
今回のアンケートでは、Copilot+ PCの印象についても聞いている。結果を見ると、すでに使っている人はそれほど多くないが、使っている人の中で満足している人、満足していない人は、ほぼ半々といったところだった。その他、使いたくて検討しているが11.9%、使いたいが価格が高いが14%と続き、上長(会社)の理解が得られないも含めると、すでに使っている、または使いたいと考えている人が40.8%に達している。
とはいえ、残りの60%ほどは、必要性が分からない、興味がない、よく知らない、ということで、まだまだCopilot+ PCの必要性について理解が得られていないと言える。
Copilot+ PCは、マイクロソフトが定めるAI PCの基準で、AI処理能力が40TOPS(1秒間に処理できるAI演算が40億回)以上のAI処理専用プロセッサ「NPU」を搭載する点が大きな特徴だ。
とはいえ、マイクロソフトがCopilot+ PC向けに用意しているAI機能は、現時点でこれといってビジネスに役立つものは多くないように見える。それがアンケート結果に反映されていると言ってもいいだろう。
ただ、NPUを活用するアプリはどんどん増えている。中でもビジネス的に重要なのがマルウェア対策アプリで、NPUを活用することでCPUリソースを節約しつつ高度なマルウェア対策が実現でき、しかも消費電力も低減可能。また、NPUを活用したAI機能を搭載するビジネスアプリも続々登場予定。業務でAIを活用する企業もどんどん増えており、数年後には、NPUを搭載しAI処理に対応しないPCでは快適に業務をこなせない、といった世界になる可能性も十分考えられる。なによりCopilot+ PCはそもそも高スペックのため、今後長期間にわたって快適に利用できるという点も、大きな魅力。そのため、予算に余裕があるなら将来を見越してCopilot+ PCを選択することをオススメしたい。
マウスコンピューターの製品でCopilot+ PC対応のコスパモデルとなるのが「mouse B5-A7A01SR-A」だ。
標準仕様で20万円を切る19万6700円ながら、プロセッサにRyzen AI 7 350、メモリは標準で16GB、内蔵ストレージは500GBのSSDと、申し分ないスペックを実現。ディスプレイはWQXGA(2560×1600ドット)表示対応の15.3型液晶で、sRGB比100%の広色域表示やリフレッシュレート最大120Hz対応と、高性能な点も嬉しい。
この他、顔認証カメラの搭載やWi-Fi 7対応無線LAN、USB4端子の用意など、Copilot+ PCらしい充実した仕様も実現しており、ビジネスPCとしても全く不満がない。
唯一、ビジネスPCとして注意したいのが、標準仕様ではOSがWindows 11 Homeとなる点。これをWindows 11 Proに変更すると8800円追加となり、20万5500円と20万円を超えてしまう。それでも、Copilot+ PCの優れたパフォーマンスなら今後長期利用できるうえに、AI対応による業務効率の向上を考えると、これだけのコストをかける価値は十分ある。将来性を重視したPC調達を考えるなら、Copilot+ PCを強くオススメしたい。
































