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人間も機能拡張の時代へ? 手首から先を2本に分岐させるロボットアームが販売開始

 手首から先を2本に分岐させ、それぞれでモノを握るなどの操作を行えるロボットアームが発売され、海外を中心としたネット上でじわじわと話題が拡散している。

 これはYoubionic社の手によるもので、人間の機能を拡張させるための着用可能なロボットアームという触れ込みの製品。指や腕の数を増やす試みは定期的に発表されてそのたびに話題になるが、今回、同社が発表したのはコンセプトモデルではなく、れっきとした市販品だ。片腕に装着して腕を2本に分岐させ、人差し指と薬指でそれぞれの腕を操作する仕組みで、デモ動画を見る限り、「握る」以外の動作は難しそうだが、その動作は滑らかで、かつ造形の美しさもなかなかのもので、さながら工芸品のような趣きだ。気になる価格は1799ユーロ、日本円にして約24万円となっているが、3Dプリンターによるデータのみであれば199ユーロ、約2万6000円で購入が可能だ。