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「宣伝するので無料宿泊を」申し出にホテルオーナー激怒、全YouTuberお断りの声明発表

 あるYouTuberが、宣伝と引き換えに5日間の宿泊代を無料にしてほしいとホテルに要望を出したところホテルオーナーが激怒、すべてのYouTuberの宿泊を禁止する声明を発表。その後、紆余曲折を経て、宿泊禁止の対象を全ブロガーに拡大するなど、泥沼化の様相を呈している。

 これは約8万7000人のYouTubeチャンネル登録者を持つ22歳の女性が、アイルランドを訪れるにあたり、自らのYouTubeチャンネルやInstagramのフォロワーの多さをちらつかせつつ、冒頭のような要望をとあるホテルに送信。それを見たホテルオーナーが、フォロワーの数で待遇が変わることはあってはならず、宿泊費は平等に支払うべきとして、こうした人々の宿泊を断る旨をFacebookで公表したもの。その時点では女性の名前は非公開だったが、YouTubeチャンネル加入者の人数などからブロガーによってあっという間に特定されて炎上し、女性は涙ながらに謝罪する動画をYouTubeで公開。すると今度は一転してホテル側に批判が殺到する事態となり、ホテル側は女性の名前を特定したブロガーを強く非難した上で、すべてのブロガーを排除する声明を出すなど、事態は泥沼化の一途を辿っている。ちなみに件の女性がアップした謝罪動画は100万再生を突破し、この間にチャンネル登録者は数千人も増加するなど、昨年、Apple勤務の父親が持ち帰ったiPhone新製品の動画を無断アップしたYouTuberの娘のときと似たような展開になっている。