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日本では撮影不可能なドローンのとある空撮映像、YouTubeで世界から注目を集める

 YouTubeにアップされた、ドローンが約30分間にわたり飛行する映像が、とある理由で世界から注目を集めている。

 ロシアで撮影されたというこの映像、ドローンがほぼ垂直に、高度約1万メートルまで上昇する様子を撮影したもので、ドローンの飛行高度について制限がある多くの国では絶対に撮影不可能なことから、注目を集めているというわけ。動画は最初の数秒だけが地上からドローンを撮影したもので、その後の約26分はドローン自身が撮影した映像と、それらに時速や高度などのデータを重ねた映像を組み合わせた内容となっており、約16分22秒ごろに高度1万メートルに到達し、その後しばらく景色を楽しんだのち、17分40秒ごろから再び降下を開始している。雲の切れ目を狙って上昇しており、全編にわたって快晴ではあるものの、風が強いせいかバランスを崩すシーンもあり、気球などで撮影された動画とはまた違った趣がある。なお、着陸後に表示される字幕を見る限りでは、時速は最大で93km/h、飛行距離は1368km、最高高度は10269mだったようだ。