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「昔は真夏にエアコンなしでも平気だった」を論破する、70年代の気温データが話題に
2018年7月17日 06:00
1970年代と現在とで、真夏の東京の気温を比較したデータが、ネットで話題になっている。
毎年この時期になるとSNSで保護者から嘆きの声が上がるのが、クーラーの設置を認めない学校と、昔は真夏にエアコンがなくとも平気だったとする一部保護者や教員の声。では今から40年前にあたる1970年代は、現在と比べて気温はどうだったか?というのを調べたのが今回のデータ。最初は1976年を対象にしていたのだが、その年は冷夏だったため比較対象としては適切ではないという意見が寄せられたことで、1974~75年のデータを持ち出す人や、気象庁のデータをもとに1975~2017年の日別最高気温などのグラフを作成する人などが現れ、結果的に現在のほうが当時より圧倒的に暑いという客観的なデータが全方位的に補強されるに至ったというもの。環境の変化を考慮せずに冒頭のような主張を繰り広げる人を論破するにはぴったりの材料で、これらのデータをまとめたTogetterは今日までに多数シェアされている。このほかにもTwitterではエアコンと猛暑にまつわる話題がたけなわで、文字通りホットなトピックとなっているようだ。
- 「昔はエアコンなしで受験勉強してた!」そこで、1970年代の夏の気温を調べてみたら、今の暑さがどれだけ厳しいかを痛感しました(Togetter)
https://togetter.com/li/1247301 - クーラーを設置していない学校に保護者が出向きアツアツの教室を体験させた結果がこちら「百聞は一見に如かず」(Togetter)
https://togetter.com/li/1247264