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Moto Z向けの外部キーボード、Indiegogoで資金調達に成功も製品化を断念へ。その理由とは

 Indiegogoで資金調達に成功した、スマートフォン「Moto Z」向けの外部キーボード「Keyboard Mod」が、製品化を断念したことが明らかになった。

 Moto Zはモトローラ社のスマートフォンで、さまざまな外部デバイスと組み合わせて使えることを売りにしており、今回の「Keyboard Mod」は本体と一体化して使える外部キーボードとして昨年3月にIndiegogoで資金調達に成功、あとは製品化を待つばかりという状況だった。中止の理由は技術的なものではなく、そもそものMoto Zの販売が低迷しており、Indiegogoの出資者向けに出荷したあと、市場での販売が見込めないためだという。Indiegogoへの出資者にとっては納得しづらい理由であることに変わりはないため、今回は全額の払い戻しか、もしくは後継となる「Q-device」なるデバイスを優先的に購入できる権利が提供される模様だ。プロジェクトが中止になりながら穏便な対応にとどまった背景には、今回のプロジェクトがモトローラとIndiegogoのコラボ企画であり、下手な対応をするとIndiegogoの信用に傷がつくという判断もあったのではと勘ぐる声もある。