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キートップにE Inkを採用、言語ごとに表示を切り替えられるマルチ言語対応キーボード

 キートップにE Inkを採用したマルチプラットフォーム対応のキーボードが登場し注目を集めている。

 これはフランスのベンチャー企業Nemeioが開発したもので、透明なハードウェアキーの底面に見えるE Inkスクリーンが、言語に応じたキーを表示してくれる仕組み。E Ink対応のキーボードと言えば、レノボの「Yoga Book C930」に搭載されている、E Inkノートとキーボードの表示を切り替えられるパネルが思い浮かぶが、本製品はそうではなく、キートップの印字だけをE Inkによって書き換える仕組み。これによりQWERTY配列だけでなく、言語に合わせたさまざまなキートップを表示できるというわけだ。現在開催中のCES 2019にも出品されているこの製品、残念ながらキーの形状自体を変えることはできないので、日本語のJIS配列にすることは不可能なのだが、任意のアプリケーションキーを割り当てられるなど高機能なだけに人気を集めそうだ。