やじうまWatch
キートップにE Inkを採用、言語ごとに表示を切り替えられるマルチ言語対応キーボード
2019年1月9日 06:00
キートップにE Inkを採用したマルチプラットフォーム対応のキーボードが登場し注目を集めている。
これはフランスのベンチャー企業Nemeioが開発したもので、透明なハードウェアキーの底面に見えるE Inkスクリーンが、言語に応じたキーを表示してくれる仕組み。E Ink対応のキーボードと言えば、レノボの「Yoga Book C930」に搭載されている、E Inkノートとキーボードの表示を切り替えられるパネルが思い浮かぶが、本製品はそうではなく、キートップの印字だけをE Inkによって書き換える仕組み。これによりQWERTY配列だけでなく、言語に合わせたさまざまなキートップを表示できるというわけだ。現在開催中のCES 2019にも出品されているこの製品、残念ながらキーの形状自体を変えることはできないので、日本語のJIS配列にすることは不可能なのだが、任意のアプリケーションキーを割り当てられるなど高機能なだけに人気を集めそうだ。
- Nemeio
https://www.nemeio.com/en/ - Nemeio e-paper keyboard lets you customize each and every key(SlashGear)
https://www.slashgear.com/nemeio-e-paper-keyboard-lets-you-customize-each-and-every-key-07560331/