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縄文人の日常を体験できる? 火焔土器の精巧な3Dデータがオープンソース化され無料公開中

 縄文時代を代表する土器の一種である火焔土器の3Dデータが無料公開され、その精巧さがネットで話題になっている。

 これは縄文文化財をオープンソース化して誰でも活用できるようにする「縄文オープンソースプロジェクト」が公開しているもの。対象となっているのは新潟県長岡市所蔵の「火焔土器」のSTLファイルで、スキャンデータから生成しただけあって、約85万ポリゴンという途方もないボリューム。サイトには「インテリアやアクセサリーなど、あなたの創造力で縄文文化財を活用してください」とあるが、おいそれと出力できるレベルではなく、縄文人として暮らすにはかなり大変なことのようだ。ちなみに同プロジェクトが公開しているパンフレットでは、氷で作られた火焔土器など、この3Dデータを用いて作られたユニークなオブジェが公開されている。