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Windows 10 Mobileのサポート終了、移行先についての身も蓋もないアナウンスが話題に

 スマホ向けOS「Windows 10 Mobile」のサポートが終了となることが、Microsoftから正式に告知された。それにあたってアナウンスされたデータ移行先についてのアナウンスが身も蓋もないとして、ユーザーの間で話題になっている。

 かつてiOSおよびAndroidに次ぐ第三勢力として期待されたWindows 10 Mobileだったが、一昨年の段階で開発が中断していることが伝えられ、以来ほとんど更新のないまま現在に至っていた。このたび今年12月10日をもってサポートが打ち切られることがアナウンスされ、製品として幕を下ろすことが正式に決まった。同社はこれらについてヘルプページで案内しているのだが、Windows 10 Mobileユーザーは何を行えばよいかという問いに対して、競り負けた相手である「AndroidまたはiOSデバイスに移行することをお勧めします」とし、「当社はこれらのプラットフォームやデバイスでMicrosoftのモバイルアプリをサポートすることを余儀なくされています」と、何かに立腹しているかのような言い回し。なお、今回のサポート終了、ある程度予想されていた展開ということもあってか、ユーザー側では特に混乱も起こっておらず、そのことがかえって寂しさを感じさせる。