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「何をやったら犯罪なのか」セキュリティエンジニアが兵庫県警に対し情報公開請求

 JavaScriptでポップアップメッセージを無限に表示するページのURLを貼った未成年者1名を補導、2人を書類送検した兵庫県警に対して、あるユーザーが「不正指令電磁的記録に関する罪」についての情報公開請求を行ったことをブログで公開した。

 これは脆弱性診断などを専門とするセキュリティエンジニアのozuma(@ozuma5119)さんで、刑法第百六十八条の二又は第百六十八条の三(不正指令電磁的記録に関する罪)に基づく取締りその他の運用を行うにあたり、どのような内容をもって犯罪行為とするかの構成要件等を記載した文書(具体例を含む)の請求を行ったとしている。条文では「正当な理由がないのに、人の電子計算機における実行の用に供する目的で(略)電磁的記録その他の記録を作成し、又は提供した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する」としており、同氏は請求の理由として「何をやったら犯罪なのか、まずは兵庫県警の考えを知りたい」としている。今後のやりとりについては全てブログに記載するとのことなので、まずは今後の展開を見守りたい。