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機内電源もついにType-Cへ……JALが国内線座席のUSB電源にUSB Type-Cポートを導入開始

 日本航空(JAL)が、国内線に新たに導入するエアバスおよびボーイングの一部機材の各座席に、USB Type-Cの電源を導入することを発表した。

 これは、今年度新たに国内線に導入するエアバスA350-900型機、およびボーイング787型機において、各座席にPC電源とUSB電源を設置するのを皮切りに、すでに運行中のボーイング767・737-800型機についても、USB電源を順次導入するというもの。旅客機の座席でUSB電源が利用できる光景はすでに一般的になりつつあるが、今回は既存のUSB Type-Aポートに加え、より高出力での充電に対応したUSB Type-Cポートも搭載するのが1つの目玉となっている。同社のプレスリリースに掲載されている写真を見る限り、Type-AとType-Cのポートがそれぞれ上下に並ぶ仕様のようだが、「より高出力での充電」とのみ書かれており、具体的な供給電力は不明。なお、導入完了は2021年度末が予定されており、予約画面上などでUSB電源装備機での運航か否かは確認できないとのことだ。