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かつての「Nexus 7」など名機を生んだGoogleの自社タブレット事業、終息との報道

 Googleが自社ブランドのタブレットから撤退を決めたと、海外メディアが報じている。現行モデルである「Pixel Slate」は、日本未発売のまま終息することになりそうだ。

 Googleのタブレットと言えば「Nexus 7」に代表されるNexusシリーズが有名だが、数年前に同ブランドが終息して以降、スマートフォンの「Pixel」シリーズと共通のブランドである「Pixel Slate」へとシフトしていた。ComputerworldがGoogle広報担当者から得た情報として報じたところによると、同社は2019年に発売を予定していた「Pixel Slate」2製品を中止し、ロードマップをChrome OS搭載の薄型ノート「Pixelbook」へと統合することを決定したとのこと。スマートフォンのPixelシリーズのように、Pixel Slateがいずれ日本市場にも投入されることを期待していたユーザーにとっては、なんとも残念なお知らせだ。ちなみにPixelbookもまた国内では販売されておらず、ネットでは並行輸入品が高値で取引される状況が続いている。