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これは危険、Macをハッキングできる改造Lightningケーブルの予約受付が海外でスタート

 本連載でも以前紹介した、アクセスポイント機能内蔵でMacを外部からハッキング可能な改造Lightningケーブルの本格的な生産が始まり、購入予約の受付もスタートした。

 これは8月のハッカー向けイベント「DEFCON」向けに個人が制作した「O.MG Cable」で、当初は同イベントでいわゆるホワイトハッカー向けにのみ販売していた品だが、好評のためか、その後さらなる増産を決定し、このたびハッカー向けの通販サイト「Hak5」で予約受付が開始された。外見は純正のLightningケーブルそっくりのこのケーブル、対面での販売ならばまだしも、通販サイトを介して世界中に販売ともなれば、悪用される懸念は格段に大きくなる。今回の市販モデルでは、ハッキング行為に利用したあと完全に無害化して痕跡を消す機能も内蔵しているようで、今後は未知のLightningケーブルを使う場合、MFi認証の取得チェックなど、より厳重な確認が求められることになりそうだ。