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「角川文庫・ラノベ 読み放題」の対象作品が突如として削減。理由は「諸般の事情」

  • tks24

2019年12月13日 06:00

　電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」が今月3日からスタートした定額制読み放題サービス「角川文庫・ラノベ 読み放題」が対象作品を急遽変更することになった。対象書籍はすでに読み放題でのダウンロードができなくなっている。

　これは11日付で契約者に対してアナウンスされたもので、ラインアップに入っていた書籍のうち244点が、読み放題の対象外になるとしている。日付は12月23日23:59までとされており、一見すると2週間近い猶予があるように見えるが、これはすでに該当書籍を端末にダウンロードしている場合だけで、すでに新規に読み放題でのダウンロードはできないという、事実上の即日適用に近い対応。トータル1万点近いタイトルからするとごく僅かだが、読めたはずの書籍がいきなり対象外になるパターンは、かつてAmazonの「Kindle Unlimited」がサービスインからしばらくして大幅に対象コンテンツを削減した構図とダブって見える。また一部作品はもともと読み放題の対象外だったとの指摘もあるなど、若干の混乱もみられる。同社は理由について「諸般の事情」としたうえで「できるだけこのようなことがないよう、運営してまいりたいと思います」としている。