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不朽の名作「ローマの休日」、AIを用いたカラー化プロジェクトが始動。目標額を速攻達成

 モノクロ映画「ローマの休日」をカラー化する民間のプロジェクトがクラウドファンディングサイト「Makuake」に登場し、約2日で目標額を達成。その後も調達額は増え続けている。

 これは京都大学映画カラー化同好会「十人十色」の手によるもので、不朽の名作として知られる1953年製作のアメリカ映画「ローマの休日」を、AIを用いてカラー化するという試み。また並行して高画質化・高音質化・高FPS化を行うなど、日本ではパブリックドメインとなっている同作品について、デジタルリマスターを行うとしている。目標額はプロジェクト公開から約2日で達成、このあと10月末まで支援を募ったのち、12月下旬からリターンの発送が予定されている。カラー化の技術は「AIを用いて」とだけされており、具体的な利用システムは明示されていないが、サンプル動画では劇中の一部シーンのカラー化画像が公開されているほか、同会のYouTubeチャンネルには過去にカラー化を行った複数の映像も掲載されているので、仕上がりが気になる人にとっては参考になるだろう。