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「○○殺人事件」がクレカ決済NGに? 大手クレカ会社から通達との噂にユーザー反発

 「○○殺人事件」といったタイトルの書籍について、クレジットカード決算がNGになるかもしれないという不穏な噂が、Twitterで拡散している。

 発信の主は山田太郎参議院議員(@yamadataro43)で、それによると大手クレジットカード会社から複数の出版社に対し、商品表題に特定の表現がある場合は扱えなくなるという通知が、今月に入ってから届いているとのこと。具体例として挙げられているのは「○○殺人事件」などの漫画や小説で、どうやら「殺人」などのワードについて、大手クレジットカード会社が難色を示しているようだ。仮にこれが通ってしまうと新規作品はもとより過去作品もお蔵入りになったり、改題を迫られる可能性があり、同議員は「表現の自由とカード決済会社を含むプラットフォーマーの在り方について関係府省、また党内で検討を続けています」とコメントしている。成人誌の販売でクレジットカード決済がNGとされたのに続く新たな問題で、表現の自由を巡ってこの先波紋を呼ぶことは間違いなさそうだ。