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Intel、AppleのCMでおなじみの俳優を起用しAppleをディスる広告を公開も低評価の嵐

 Intelが、かつてAppleのCMに出演していた俳優を起用し、Apple製品をこき下ろす比較広告をYouTubeで公開したものの、視聴者からは批判が殺到、低評価の嵐となっている。

 これはIntelチップ搭載のノートPCや2in1の魅力を、Apple製品と比較しながら見せるという内容で、出演しているのは00年代後半に大量オンエアされたAppleの「Get a Mac」のグローバル版広告で主役を張っていたJustin Long氏。かつてWindows PCをディスる役柄だった同氏が、十数年の時を経てAppleをディスる側に回った格好で、Intel側としてはしてやったり……という目論見だったはずだが、視聴者からは「広告費を割くなら研究開発に投資しろ」「たとえPCを選ぶとしてもAMDにするわ」などと辛辣なコメントが多数投稿され、公開された5本の動画はともに高評価の2倍近い低評価がつくなど、評判は芳しくないようだ。いずれにせよ、AppleがIntelチップからの脱却を目指してApple Silicon(M1)を採用したことで、両社の結びつきがなくなりつつある現状ならではの、数年前までなら考えられなかったCMだ。