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3Dプリンター不要、「ほぼレゴだけで作れる顕微鏡」のパーツリストと組立方法、GitHubで公開

 レゴで作れる顕微鏡のパーツリストおよび組立方法がGitHubで公開されている。

 これはレゴを用いた顕微鏡で、GitHubに公開されているパーツリストおよび説明書に従って組み立てていくことで、教育現場での利用に耐えうる高解像度の顕微鏡を作成できるとしている。論文まで用意されており、それによるとこのレゴ顕微鏡を使用することにより、9~13歳の学生の顕微鏡の理解が大幅に向上するのが確認されたとのこと。レゴ製の顕微鏡としては、IBMのエンジニアが昨年GitHubで公開したモデルが知られているが、今回のものは3Dプリンターによる出力が不要で、カメラモジュールやレンズなどの光学系を除いては全てレゴ製なのが特徴。ちなみにカメラモジュールはiPhone 5を流用しており、パーツだけであればeBayで数百円程度で購入できる入手性の高さとコストの安さが利点だとしている。日本語のドキュメントはないが、リンク先には完成品の外観、さらには実写画像もあるので、興味のある人はチェックしてみてほしい。