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その数なんと20万人以上、Amazonのフェイクレビューに関与したユーザーの情報が大量流出

 Amazonのフェイクレビューに関与したとみられるユーザーの情報が大量流出していたことが判明し、海外で話題になっている。

 これはセキュリティ専門サイト「SafetyDetective」のチームが、分散型検索エンジン「Elasticsearch」のサーバー上に、Amazon上で組織的なフェイクレビューを実行するために使われているデータベースを発見したというもの。データベースにはフェイクレビューに参加しているAmazonの出品者とレビュアーとのやり取りを示すダイレクトメッセージを含む約1300万件の情報や、推定20万~25万人のユーザーの連絡先が含まれており、ご丁寧にもフェイクレビューを投稿するための手順書も含まれていたとのこと。どのような経緯でサーバーにアップロードされたのかは不明で、さらに所有者すらも明らかになっておらず、その後、データ自体は非公開となったようだが、SafetyDetectiveはダウンロード済みのデータをもとに、フェイクレビューのプロセスを明らかにする記事をサイトで公開している。ちなみにSafetyDetectiveによると、このElasticsearchサーバーは中国にあったとみられるとのことだ。