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爆死したガジェットをミニチュア化して販売する“死体蹴り”サイトが登場も即完売

 鳴り物入りでお目見えしたものの大爆死したガジェットをミニチュア化して販売する、“死体蹴り”サイトが登場して話題になっている。

 「Dead Startup Toys」と名付けられたこのサイトは、スタートアップ企業が華々しく発表したものの、散々な出来であっという間に姿を消した製品や、設計の不備で出荷にこぎつけられなかった製品まで、爆死したさまざまなガジェットをミニチュア化して販売している。具体的には、手で絞ったほうが早いと揶揄されたIoTジューサー「Juicero」、返事すらおぼつかない家庭用アシスタントロボット「Jibo」、価格を優先しすぎてまともに動かない100ドルのオープンソースPC「OLPC」、Kickstarter史上最高額を調達しながら出荷に至らなかったクーラー「CoolestCooler」、検査結果の捏造騒ぎに至った血液検査器「Theranos」の5製品で、いずれも手のひらに乗るサイズ。ミニチュア化にあたり許諾を得たのかは不明だが、本稿執筆時点ではすでに完売していることからも、その界隈での人気はいまだ健在なようだ。各製品の紹介文は読み応えたっぷりなので、製品名を聞いてピンと来なかった人も、いちど目を通してみてほしい。