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Windows 11で一旦廃止された「Windows伝統のとある仕様」、最新ビルドで復活が堂々決定

 Windows 11で廃止されていたあるWindowsの仕様が、Windows 11の最新ビルドで復活を遂げることが公式にアナウンスされた。

 その仕様とは、Windowsがエラーで停止したときの青い画面、通称「ブルースクリーン」。実はWindows 11はこれまでエラー発生時の画面はブルーではなくブラック、つまり「ブラックスクリーン」だったのだが、今回新しいビルド「22000.346」(KB5007262)で、かつてのブルーに戻ることが告知された。理由は明らかになっていないが、世間では広く「Blue Screen of Death」「BSOD」といった名前が定着していることもあり、ブラックの画面には違和感があるとの声がこれまでたびたび上がっていたのも事実で、今回の仕様変更によってそれらの不整合が取り除かれることになる。こうした事情もあってか、単に背景色が変わるだけの仕様変更であるにも関わらず、「Windows Insider Blog」でも項目を割いてわざわざ言及しているのが面白い。もっとも、馴染みのある青に戻ったからと言って、なるべく出会いたくないのは全Windowsユーザー共通の願いだろう。