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オミクロン株の影響か。米国のApple Storeの一部店舗、コロナ再流行を受けて再び閉鎖

 米国のApple Storeの一部店舗がコロナの再流行を受け、再び閉鎖されたことが明らかになった。

 閉鎖されたのはマイアミ、アナポリス、オタワにある計3店舗で、再開までの期間は明らかになっていないが、先週閉鎖されたサウスレイクの店舗はすでに再開していることから、長くても1週間程度の閉鎖と見られる。米国ではオミクロン株の亜種によるコロナの感染が急増しており、Apple Storeは今週火曜から全店舗で買い物客に対してマスク着用を義務付けたほか、入店者数を制限するなど対策をとっており、これら3店舗の一時閉鎖もこれと連動した動きとなる。同社は声明の中で「私たちは定期的に状況を監視し、お客様と従業員の健康をサポートするために健康対策を調整します」と述べているが、商戦期であるクリスマス直前での店舗閉鎖は売上的には痛手であることは間違いなく、それだけ深刻な問題と言える。東京でも1桁と2桁を行き来していた感染者が2ケタで推移するなど増加に転じる兆候があり、対岸の火事ではなさそうだ。