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ネットで申し込める格安コロナ保険、感染拡大により保険料が約4倍へと大幅アップ

 ネットで申し込みが完結する890円の格安コロナ保険が、感染者数の増加を理由に保険料が約4倍にアップすることが分かった。

 これは、第一スマート少額短期保険株式会社の「コロナminiサポほけん(特定感染症保険)」。保険期間3カ月で890円の保険料を支払うことで、新型コロナウイルスを含む特定感染症に罹患したと医師により診断された場合に一時金10万円が支払われるとして、そのお得さがネットを介して口コミで広まっていたが、このたび保険料が3840円に改定されることが発表された。もともと「新型コロナウイルスの感染者数の状況に応じて、毎月1日にその月の申込時および翌月1日に更新を迎える契約の保険料が確定します」とあり、感染者が増加した昨年9月には一時的に販売を見合わせていたこともあったほどだが、今回は現行の保険料のおよそ4倍、過去最高となる3840円で販売継続が決定した。ネットでは「安いうちに加入しておいてよかった」との安堵の声のほか、加入を検討しているうちに値上がりしてしまった人の嘆きの声、さらには「3840円でも十分に格安」といった意見など、さまざまな声が交錯している。