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NTTドコモが転売対策で実施中の「スマホの箱への記名」問題、消去のTipsが続々公開される

 NTTドコモが転売対策として行っているスマホの箱への記名を消すためのTipsが、ネットで続々と公開されている。

 NTTドコモは6月3日以降、新規に購入されたiPhoneなどのスマホの箱に、油性マジックによる記名や押印を行う運用を行っている。これは転売ヤー対策の一環で、あくまでも「一部の場合に限る」とされているが、本体ではないとはいえ高価なスマホのパッケージを汚されるとして、ネット上では大きな波紋を呼んでいる。一方で、これらの記名や押印の事実を知ったユーザーが、これらを消すためのTipsをネットに続々とアップしており、対策は早くも有名無実化しつつある。転売を少しでも減らしたいNTTドコモ側と、私物を汚したくないユーザー側とで論点は噛み合っていないこともあり、これらのTipsが広まることで、いずれ新たな対策が打ち出されるのは必至。両者にとって頭の痛い状況は当面続きそうだ。