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Apple製品の値上げに伴う予約分の強制キャンセル問題、ノジマが「何らかの対応」を示唆

 家電量販店のノジマが運営する「ノジマオンライン」が、Apple製品の国内販売価格の値上げに伴って予約済み分のキャンセルを行った問題で、利用者に対して何らかの対応を行うことを検討しているようだ。

 これは「J-CASTニュース」の取材に対して同社が明らかにしたもの。この件ではすでにクレジットカード決済済みの人はもちろん、予約注文から最大3カ月程度待たされている人までが強制的にキャンセルとなり、ネットでは同社を非難する声が多数上がっていた。同社によると、Appleより「過去の注残分含め、一切対応できないとの返答があった」ことから、ノジマオンラインの規約に基づいてキャンセルしたものの、値上げ発表日以前に注文していた人に対しては「何かしらの対応を出来るよう現在社内で調整を進めております」と、同社独自の対応を行うことを示唆している。7月1日に行われたApple製品の大幅値上げは各方面で波紋を呼んだものの、ネットで報告された小売側のトラブルではノジマが突出して目立っており、何らかの対応が必要という判断になったとみられる。この件によって同社を今後利用しないと息巻いていた人も、しばらくはアカウントを消すことなく、様子見したほうがよさそうだ。