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JR西日本、「バーチャル大阪駅」の詳細を発表！「フルスクリーンホームドア」をメタバース上で先行体験可能

  • 編集部

2022年8月5日 06:00

　西日本旅客鉄道株式会社（JR西日本）は8月3日、「バーチャル大阪駅」の詳細を明らかにした。

　これは、株式会社HIKKYが8月13日～28日にメタバース上で開催するVRイベント「バーチャルマーケット2022 Summer」において、JR西日本グループが大阪駅をメタバース上に再現するという取り組み。バーチャル大阪駅のホームには、2023年開業予定の「うめきた（大阪）駅」に採用される世界初の「フルスクリーンホームドア」を設置。これは、全面が扉になっていて固定の柱が存在せず、フレキシブルに動かしてあらゆる車両のドア位置に対応できるホームドアで、現実よりもひと足早く、メタバース上で先行体験できるというわけだ。メタバース上で乗車可能な「関空特急はるか」、人型重機ロボットと鉄道工事用車両を融合させた「多機能鉄道重機」、大阪駅の大屋根を使ったダイナミックな滑り台といったコンテンツも展開するという。

　JR西日本によると、バーチャル大阪駅は、「JR西日本グループデジタル戦略のめざす未来」を具現化する取り組みの一環。「コロナ禍による社会変容で大きく生活が変化する中においても、これまで『リアル』で磨いてきた駅を『バーチャル』へと拡張し、2つの空間が相互に連動した新たな価値創造にチャレンジしていきます」「今回の出展を契機に、メタバース上での他社との連携や地域性を生かした街づくりなど、駅を起点としたバーチャル空間で様々な情報や人を繋ぐことにより、新しい価値創出の実現を検討していきます」とコメントしている。

「リアル大阪駅」とのコラボレーションも実施。8月13日～28日の期間中、VTuberコラボユニット「パラレルウォーカー」のコラボカフェが「時空の広場」にオープンし、コラボメニューを提供
VTuberグループ「有閑喫茶あにまーれ」と「HoneyStrap」のメンバーがJR西日本の制服を着た交通広告が、大阪駅桜橋口の地下通路を埋め尽くす広告ジャックも8月15日～28日に行なわれる