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新作「うる星やつら」を往年のビデオデッキで録画する謎ムーブメントがSNSで発生中

 10月14日に放映されたテレビアニメ「うる星やつら」を、往年のビデオデッキで録画する謎のムーブメントがSNSで発生している。

 オリジナルの「うる星やつら」の放映が開始されたのは1981年。当時はビデオデッキは一部のユーザーにしか許されない高嶺の花で、録画したテープはマニアの間で高値で取引されたものだ。それから約40年、リメイクされた新作「うる星やつら」の放映にあたって当時のユーザーが選択したのは、新作をあえて当時のビデオデッキで録画すること。誰が最初にこのアイデアを提示したのかは明らかではないが、完動品のVHSデッキやβデッキを所有するユーザーがSNSに集い、デジタル放送をアナログのビデオデッキに録画する方法を語り合っているのは、なかなかシュールな光景だ。これまでに幾多のリメイク作品が登場する中、うる星やつらでのみこうしたムーブメントが起こったという事実もまた興味深い。