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クラシックなMac OSをオンラインで体験できるサイト、新たに「漢字Talk 7」のページを開設

 クラシックなMac用ソフトをオンラインで体験できるエミュレーターを提供している「Infinite Mac」が、新たに「漢字Talk 7」を体験できるページをオープンした。

 「漢字Talk」は、今のMacが「Macintosh」と呼ばれていた時代に搭載されていた日本語版OS。1996年の「漢字Talk 7.5.5」をもって名称が廃止され、その後のバージョンではどの言語でも「Mac OS」へと一本化。その後も表記の変更があり、現在は「macOS」となっている。

 今回のページは「漢字Talk 7.5.3」をオンラインで再現したもので、アクセスするとMac OSの起動画面に続き、日本語化されたMacintoshの画面が表示され、PhotoshopやClarisWorksなどインストールされたさまざまなアプリケーションソフトを体験できる。この「Infinite Mac」ではこれまで本家である英語版の「System 7.5.3」を体験できるページを公開していたが、日本語版は今回が初の試み。あくまでOSが日本語化されただけでアプリケーションソフトは英語版のままのようだが、デザインや操作感などを思い出すには十分で、涙なしでは見られない人も多いはずだ。ほかにも同じ作者による「Mac OS 8.1」のページも公開されているので、気に入った人はそちらも覗いてみてはいかがだろう。ちなみにこのサイト、操作しているとたびたびハングアップするが、これも含めて当時のMacを再現する意図があるのかどうかは明らかになっていない。